腰部脊柱管狭窄症の整体
2024年02月12日
昨日2月11日(日)、二宮整体アカデミー応用セミナーに参加してきました。
簡単にですが、内容をまとめてみました。
「腰部脊柱管狭窄症」
はじめの話
「局所的ではなく全身をみて、整体をすることが大切」
高校生の男の子が右の膝が痛い
やせ型、右肩がガクッと大きく下がっている
触ると、右頚上(C1,C2)右鎖骨窩が悪い
イースポーツ(テレビゲーム)でずっと画面を見ていて、目の疲れから、右後頭骨が下がって、それが一番大きな異常
3回で症状良くなったが、ほとんど膝は触っていない
右上半身の状態を整えたら、右肩が上がってきて、よく眠れるようになったとのこと
腰部脊柱管狭窄症
加齢による腰部の椎骨椎間板、王将靱帯などの機能低下、脊柱間が狭まりその中を通っている神経が圧迫される。腰椎4番・5番に好発する。間欠性跛行(歩行と休憩を繰り返す)
L1:腰の痛み、L3:動けない、L5:腰の痛み、下肢の異常
【調整】
L1、L4、L5
L5は、一側もみること。L5があればL2もみて「打撲(古い大怪我)」があれば打ち身抜きの調整をすること
→冬は、「打撲」が出やすい。「打撲」は非常に少ない(100人に1人くらい)が、「打撲」により下痢や腹膜炎などの胃腸障害や蓄膿を引き起こしている場合もある。
「一番寒い、最も症状のひどい日にいらっしゃい(その日に一発で調整します)」by野口晴哉
何回もするのではなく、1発で変えてゆくようなイメージを持つと良い
打ち身抜きの後は、24時間は風呂に入らない・過敏が出ることがある旨を前もって説明しておくこと
【施術】
a,観察 → b,施術 → c,観察
a,観察
Th8、L1、L4、L5
b,施術
まず状態を見て、左の骨盤を締める、もしくは左を締めて右を上げる
その上で
①足首
位置が高すぎる場合が多いので、なるべく低く構えること
②膝窩(真ん中:生殖器、下:消化器、内:泌尿器)
③内股(大腿内側)
④鼠径部(L1内←→L5外)
⑤側腹
⑥仙腸関節(S4-3)精気付け、もしくは母指で押圧
⑦打ち身抜き(「打撲」がある場合のみ)
c,再び観察