生徒さんが「桜整体スクール 上級コース」の全過程を修了されました

2024年06月27日

6月26日(水)に、Yさんが桜整体スクールの初級コース・上級コースの全過程を修了されました。

 

Yさんは、徳島でアロマセラピーをされている方です。

去年の7月から通っていただきましたので、ちょうど1年弱での全過程終了となりました。

 

↓ Yさんの整体のフォームです。↓ すごく綺麗で、洗練されています。

※整体は桜整体スクールで学ばれただけで、他の整体講座等は一切受講されていません。

 

  

 

本来は、月に2回(2週間に1回)で1回105分のところを遠方で当院まで来ることが大変なことを考慮して、月に1回で2回分をまとめて行う(1回210分)ということで行いました。

初級コースを終了した時点(学び始めて半年を経過した時)では、

「とりあえず整体が一通りできるようになられたかな」

という感想でしたが、この半年間(上級コース履修)で更に大きく成長されました。

 

今日は、最終日で実技テストを行い、私も整体をしてもらいました。

Yさんの整体を受けた感想は、非常に素晴らしいと感じました。

・身体の悪いところ(体の異常感)を的確に探し当ててくれる。また探すのが早い。

・整体をしている時の姿勢・フォームが綺麗である。

・施術を受けている時に身体が変化していることを実感できる。(左ふくらはぎ・冷えの輸気を受けている時に左足がポカポカと温もり気が通ってくる感覚を感じました。)

・こそばくなく、力を抜いて受けることができる。心地が良い。

実技テストでしたが、そのまま ずっと整体を受けていたかったです(笑)

 

「好きこそ物の上手なれ」

という諺がありますが、この方は整体を学び始めてから野口晴哉先生の「体癖」にとても関心を持たれました。

私も「体癖」が好きのなので、Yさんに整体の技術をお教えするだけでなく、いろいろと知識的なことも共有させてもらいました。

Yさんは、整体を学ばれてゆく内に、技術・知識共に卓越してこられたように感じました。

やはり”自発的にする・進んで学ぶ”ということは、大変良い気がしています。

 

二宮先生が言われていたことを思い出します。

「努力なんて必要ない。整体の勉強しようなんて思わなくていい。」

「楽しくて学んで突き詰めていって、終わってみたらそれが一生だった。それでいいんです。」

言葉が正確かどうかは分かりませんが、このようなニュアンスのことをよく言われていました。

 

Q,「整体を好きになるには、どうしたらいいですか?」

A,「好きになることです。」

↓興味がある方は、二宮先生のYouTubeをどうぞ↓ 若かりし日の私も登場しています(笑)

 

整体の指導者として思うことは、「楽しく学んでもらう」ことが、やっぱり一番だと思います。

来月7月から、また新しく初級コースがスタートします。

素晴らしい整体の輪をどんどん拡大していって、喜んでもらえる方々を増やしてゆきたいと思っています。

 

↓ 桜整体スクールのホームページはこちらから ↓

https://peraichi.com/landing_pages/view/wknnd/

経絡と経穴(俗にいうツボ)の関係 ~なぜ、腰痛で下肢を施術する必要があるのか?~

2024年06月18日

身体には12本(14本)の経絡があります。簡単にいうと、身体の中を流れるエネルギーの流れですね。

東洋医学(鍼灸、整体)では、患部(痛むところ)だけではなく全身を触って施術するのは、この経絡と経穴の関係を利用しているのです。

・肩が凝っているのに、腕を施術する

・腰が痛むのに、下肢を触って施術する

鍼灸や整体をされている方であれば、当たり前のことですが、患者さんからすれば

「痛む場所と離れたところを触るのは、なぜ??」

という疑問が湧いてくるはずです。

 

そういう時に、私は経絡と経穴の話を分かりやすくさせてもらいます。

要点は2つ

①人間は、中枢(脳、脊髄など身体の中心に近い部分)に痛みを感じやすい

②施術のポイントは、実は末梢にある

 

まず患者さんの症状で多いものは、何でしょうか?

「頭痛、肩こり、腰痛」

このような症状は、考えてみれば分かるのですが中枢(脳、脊髄など身体の中心に近い部分)ですよね。

腱鞘炎とかまでいけば別ですが、末梢(上肢・下肢)の痛みは比較的中枢に比べて少ないですよね。

で、肩こりの肩を、腰痛の腰を いくら時間をかけて揉んでも楽にはならないですよね。

その時に考え方のヒントになるのが、経絡と経穴の関係です。

経絡における経穴(俗にいうツボ)の中でも、特に大切な経穴があります。

例えば、原穴(12本の経絡の流れの中でも特に重要な役割を持ちます)は、どこにあると思いますか?

答えは、手と足(末梢)です。

痛みや不快な症状は、中枢で感じます。

それを取り去ろうと中枢ばかりに刺激(施術)しても、大きな変化は望めません。

そういう時に末梢(上肢、下肢)を使いましょう。

経験のある施術者であれば、既に分かっていることと思いますが、末梢に反応(触って痛む・ひびくところ)が出ています。

そういうところが施術のポイントになるんです。

経穴(ツボ)は、皆にある訳ではないんです。

調子が良い人はツボが少ないし、調子が悪い人はツボだらけなんです(笑)

その証拠に子供は凸凹している石の上(青竹踏みでも良いです)でも痛がらずに歩けますが、大人は痛がる人が多いですよね。

健康な方が整体を受けると手が止まることなくサラサラと整体が進みます。

痛みの強い方・不調の方が整体を受けるとところどころ痛みが強いところがあり多くの方が悶絶されます(笑)

 

【話のまとめ】

・施術で、効率良く成果を出すには、痛むところ(中枢)ばかりに着目するのではなく、上肢・下肢(末梢)の状態をよく観察する→おそらく上肢・下肢に異常感がある場合が多い。

・痛むところ以外を施術された場合に、患者さんは「なぜ?」と疑問に思われることがあるので、この「経絡と経穴」の話を分かりやすく教えてあげましょう。

 

最後に

皆さんは、患者様に説明しながら施術をされていますか?

「(経穴を触りながら)ここが硬くつっかえた感じがありますが、分かりますか?」

とか、自分の感じていることを患者様と共有することです。

それが施術を通じて変わってゆく(硬いところや痛いところが変化する)のが、おもしろいんです。

施術は、おもしろいものです。

こちらがおもしろいと思って施術をしていると、患者様も

「不思議ですね」「面白いですね」

と共感していただけると思いますよ。

これからも東洋医学(整体・鍼灸)は、おもしろい!ということを皆さんにどんどん伝えてゆきましょう。

10年前から・20年前からの痛みも諦めるのは、まだ早い!? 20年前から患っていたジストニアが改善

2024年05月5日

最近は、
「患ってから10年です。」
とか
「20年前からある症状なのですが、、、」
というような頑固な症状にも整体で成果が出せるようになってきました。

もちろん、すべてが良くなる訳ではありませんが、その方の持っている免疫力を引き出すことができれば、不思議なほど改善することもあります。

 

「交通事故で患った左三叉神経痛(左の顔が痛む)、10年前から」
50歳代の女性の方です。
初回は腰痛で来院されて、良くなってからも月に1回程度を半年ほど通院されました。
左の顔の痛みを10年前からで、症状としては、
「何もしていなくても、ずっと痛くて気になる」
という状態だったそうです。
もう昔からなので諦めていたとのことでしたが、施術に通っていただいたことによって、今ではすっかり治りましたとのことです。
Googleの口コミを書きたかったのですが書き方が分からずに断念したとのことで、口コミがありませんがここで報告させてもらいました。

 

「20年前から患っていたジストニアの右手が開くようになった」
今回は、うれしい口コミをいただきました。
患った当初は、何とか治したくて、何件もの病院・治療院を回ったそうです。
この方は、完全に治った訳ではありませんが、手がパーできるようになり合掌などの動作ができるように変わられたことで大変喜んでいただきました。
私も本当にうれしい気持ちになりました。
先週も施術に来られて、今で10回くらいの来院だったと思います。
Googleの口コミで書いていただいた内容をシェアさせてもらます。

【始めて行った時はぎっくり腰で行ったのですが、腰の痛みは数回で良くなり、施術してもらった後はこんなに歩きやすくなるんだ!と、とてもビックリしました。
私は20年以上前に右手がジストニアと診断され、いつも右手の中指・薬指・小指が内側に勝手に力が入って常に指が内側に曲がってる状態で、手のひらがパッと開くことがなかなか困難でした。
ジストニアと診断された当時は治すためにいくつも色んな病院に行き、色んな治療や薬・誓約書にサインをしないといけない注射など、色んな事を試しましたがダメで、治す事を諦め、上手く付き合っていくしかないと思ってたんですが、ここの整骨院に通ってぎっくり腰の痛みが良くなったあと、数回目の施術後ある日突然右手がパッと自然と開くようになりました。
20年以上前に患った右手が整骨院でこんな風に使いやすくなるんだ!と感動してます。
完全に治った訳ではありませんが、今まで出来なかった動作や諦めてた事が出来るようになったことは、言葉では言い表せない程の嬉しさがあります。
本当にいい接骨院に出会えて良かったです。感謝。】

久しぶりに新しい動画「右の骨盤を上げる 眠りを深くする整体」をYouTubeに上げました。

2024年04月6日

久しぶりに新しい動画をYouTubeに上げました。

「右の骨盤を上げる 整体 眠りを深くする」です。
https://youtu.be/Gbrnu4dFgV0

基本的な調整ですが、二宮整体の極意ですね。
右の骨盤を持ち上げて副交感神経の機能を高めることで、夜にぐっすりと眠れる身体になります。
右の外くるぶしを押圧するだけではなく、右の足三里と右のふくらはぎを一緒に調整するとより効果が高まると思いますので、私は3つセットで行っています。
右腰が下がっている方は、寝不足・過労の傾向がありますので、そういう方には右の骨盤を上げる調整がとても効果的だと思いますよ。

是非動画を観て、練習してみてください。

桜整体スクール 令和6年7月開始のコース 初級10回・上級10回共に募集スタート

2024年03月31日

桜整体スクール 初級10回・上級10回共に募集します

令和6年7月スタートのコースが本日(3月31日)から受付開始

 

【申し込み期間】

令和6年3月31日~5月31日まで

 

【開催期間】

令和6年7月~12月まで(6ヶ月間で10回を学びます)

 

【割引】

①複数人同時受講割引:10,000円引き

2~4人で同じ日時に受講される場合

 

②早期割引:5,000円引き

5月31日までに受講の申込・お支払いをされた方

 

③動画学習 購入割引:5,000円引き

桜整体スクールの動画学習コース(税別9,900円)を購入されている方

 

※ ①~③の割引は併用可

 

 

詳しくは、桜整体スクールのホームページをご覧ください。 https://peraichi.com/landing_pages/view/wknnd/

 

分からないことは、📞お電話(06-6718-5537)・

桜鍼灸整骨院木川東公式LINE<https://page.line.me/xat.0000188289.xae>・

✉メール<info.sakura.kikawa@gmail.com>

でご質問ください。

 

皆様の応募を心よりお待ちしております。

肩こりの本当の原因について

2024年03月14日

「肩が凝っている方の凝っているところ(僧帽筋)を揉む」
だけでは肩こりが解消しないことは、皆さん理解されていると思います。
おそらく肩を30分揉んでも、1時間揉んでもスッキリはしないと思います。

ポイントは、肩甲下筋です。
「痛んでいる部分、痛む場所に答えはない」ことが多いのが人間の身体のおもしろいところですね。

【肩甲下筋について】
①脇の後ろで、肋骨の前に付いている筋肉です。(写真参照)


②肩甲下筋の作用は、肩関節の内旋(内に捻じる)なので、肩甲下筋の緊張が強くなることで巻き肩(猫背)を作るというように考えています。

肩こり、四十肩、寝違いなどでもそうですが、肩甲下筋の緊張が強い側を施術して、巻き肩から胸が張れる状態に矯正してあげるということが有効な場合が多いですよ。
また施術の際に意識してみてください。
良い反応が得られることが多くなると思います。

YouTubeでは、この「肩こりの整体」で、肩のねじれ や 巻き肩 について詳しく説明していますので、ご参照ください。
https://youtu.be/-Yb57nx6eBw

整体技術 背骨の観察のコツは、どうしたら良いのか!?

2024年03月7日

先日、動画学習コースを受講されている生徒さんからいただいた質問です。

整体を学ぶ方から、同じような質問を受けることが割と多かったので、きちんとまとめてみました。

ご参考まで。

 

 

 

Q,最初に背中を観察したとき、胸椎何番が弛緩しているから、この人の体はこういう状態なのか。ここが緊張しているから肝臓が悪いんだな、とか。
そういう判断がなかなか分からず、観察しても何をどうしたら…という感じです。
参考になる動画はありますか?
講座ではその辺りも内容にあるのでしょうか?

 

A,ちょっと話が長くなると思いますが、説明させてもらいます。

【あらすじ】
Ⅰ、背骨は、一番難しい
Ⅱ、まずは、楽しく整体をするために骨盤と後頭骨を変えられるようになること
Ⅲ、背骨の観察のコツ
の順に話してゆきます

 

Ⅰ、背骨は、一番難しい
二宮整体では、「背骨を観察して身体を読む」ということをかなり重要にしているように思います。
一番初めにうつ伏せで背骨の観察からしますが、ここがまず初心者の方はほとんどの方が分かりません。
私個人の意見ですが、そこ(背骨の観察と、調整後の変化)は一番難しいところでもあると感じています。
実習してても、経験のある先生方でも意見が分かれますし、この辺りは私も非常に説明が難しいと思っています。
私は、患者さんと異常感を確認して、お互いに感じられたら(施術者は触った感じがおかしい、患者さんは他と違って痛みやひびきを感じるなど)「それは、正解」というように解釈しています。

>講座ではその辺りも内容にあるのでしょうか?
講座(桜整体スクール 初級)では、第7回「背骨、腹部、頭部」の内容に含まれます。

>講座ではその辺りも内容にあるのでしょうか?
詳しくお話している動画は、思い当たりません。ないと思います。

 

Ⅱ、まずは、楽しく整体をするために骨盤と後頭骨を変えられるようになること

私の講座(桜整体スクール)は、
①骨盤の調整
②後頭骨の調整
③背骨の調整
の順で教えていきます。

①骨盤の調整:足趾をみて、ほとんどの方が変化を実感できます。
②後頭骨の調整:後頭骨の変化を、ほとんどの方が感じることができます。
③背骨の調整:一番難しいです。①骨盤②後頭骨に比べて③背骨は異常感の感覚を感じること・異常感を変化させることが難しいです。

結論から申し上げますと、①骨盤②後頭骨で、ほとんどの方が大きく成果が出せる施術ができるようになります。

そもそも、私がなぜ二宮整体を続けてやってきたかというと
一言でいうと
「成果が出たから」
です。
患者さんの反応が変わった。
満足してくれて、ずっとリピートして来てくれる。
「他の整骨院・病院とは違う」、「ここがあって良かった」と言われるなど
患者さん(家族、友人)を紹介してくれる
楽しいから二宮整体を学ぶことをずっと続けてきました。

なので、整体をご指導している方にも、私はいつも聞いています。
「(家族・ご友人に)整体をしてみましたか? 成果が出ましたか?」

生徒さんでも熱心に取り組まれている方は、学ばれながら周りの反応が変わってきます。

なので、まずは①骨盤②後頭骨をきちんとできるようになることが肝心だと思っています。
足趾の異常感と骨盤、後頭骨の変化をきちんとマスターしてもらう。
ここまでは、ほとんどの方が理解できる感覚だと思いますので、ここから取り組みます。

目的は、楽しく続けてもらいたい、成果を出してもらいながら楽しんで整体に取り組んでもらいたい
この一心です。

 

Ⅲ、背骨の観察のコツ

二宮先生の「超整体健康法」、「整体健康法」を持っておられたらいろいろ書いていると思います。
主要なところでは、胸椎4番の左は心臓、右は胆のう、胸椎8番は交感神経の緊張と関係、胸椎10番は腎臓、胸椎12番は骨盤の開閉など。

で、結局
「こんなにたくさん覚えられない」
とか
「覚えてみたけど使えない(異常感が分からない)」
みたいな感じで皆さん、「分からない」と言われる方が多いですかね。

結局丸暗記できても、自分の手が「ここっ!」というところで止まらなければ意味がありません。
「二宮整体は、輸気が運転免許証」と二宮先生も言われていましたが、結局手が感じられなければ理屈だけをを覚えても使えないです。

私は、もちろん「何番何側は何」とか覚えていますが、体癖的な分類で大きく分けることが理解しやすいのではないかと思っています。
これだと覚えるのも少し簡単ですし

【背骨の体癖的分類】
頸椎1番、頸椎5番、胸椎2番、胸椎6番、胸椎10番、腰椎2番、仙椎1番
左右
消化器
食べ過ぎ、感情の押し殺し

頸椎2番、頸椎6番、胸椎3番、胸椎7番、胸椎11番、腰椎3番、仙椎2番
捻れ
泌尿器
冷え・乾き、がんばりすぎ

頸椎3番、頸椎7番、胸椎4番、胸椎8番、胸椎12番、腰椎4番、仙椎3番
開閉
生殖器
緊張・弛緩

頸椎4番、胸椎1番、胸椎5番、胸椎9番、腰椎1番、腰椎5番、仙椎4番
上下
大脳・呼吸器
頭を使った、呼吸の系統

4つ飛ばしで同じ分類の骨になります。
今日来られた方は、腰痛で右回旋動作にて左腰に痛みを訴えられました。
背骨の観察では、胸椎の11番の左1側に異常感を感じました。
触ると痛みを感じられたので、
「身体が冷えたとかそういうのはありましたか?」
と、尋ねると
「鳥取に旅行に行ったのですが、寒かったのかも」
とのこと
他にも分類上は、「身体を捻って痛めた」かもしれませんし、「乾き」で痛めたのかもしれません。

こんな感じで
呼吸器、大脳の骨であれば、「頭の使いすぎとかなかったですか?」

消化器であれば、「感情の押し殺し、ストレスなどはかかりませんでしたか」

生殖器であれば「疲れてしまって、身体が重たい」女性の方であれば生理痛など

一例ですが、このように尋ねてみるなど、やってみてはいかがでしょうか。

整体指導の目的は「気付くきっかけ作り」です。

気付くことからすべてが始まります。

「絶対にあててやる」というような気持ちは必要なく
「身体にこのようなサインが出ているので、こういう傾向はないですか?」
みたいな感じでいいです。

お客様でも特に女性の方は、占いみたいでこういう(性格、内臓がどうとか)のが好きですね。

 

ちょっと文字だけで説明でき切れないのですが、1種から10種まであって、何種的な方だから偏り疲労はここにくるとかそういうことをまず予想して触っているところもあります。
→これだけでも、かなりのボリュームになるので今回は体癖の説明は割愛します。
体癖も分かってくると、占いみたいなことができます。

詳しくは野口晴哉先生の「体癖」、名越康文先生の「キャラッ8」を読まれたら良いです。

腰部脊柱管狭窄症の整体

2024年02月12日

昨日2月11日(日)、二宮整体アカデミー応用セミナーに参加してきました。

簡単にですが、内容をまとめてみました。

 

 

「腰部脊柱管狭窄症」

はじめの話
「局所的ではなく全身をみて、整体をすることが大切」
高校生の男の子が右の膝が痛い
やせ型、右肩がガクッと大きく下がっている
触ると、右頚上(C1,C2)右鎖骨窩が悪い
イースポーツ(テレビゲーム)でずっと画面を見ていて、目の疲れから、右後頭骨が下がって、それが一番大きな異常
3回で症状良くなったが、ほとんど膝は触っていない
右上半身の状態を整えたら、右肩が上がってきて、よく眠れるようになったとのこと

腰部脊柱管狭窄症
加齢による腰部の椎骨椎間板、王将靱帯などの機能低下、脊柱間が狭まりその中を通っている神経が圧迫される。腰椎4番・5番に好発する。間欠性跛行(歩行と休憩を繰り返す)

L1:腰の痛み、L3:動けない、L5:腰の痛み、下肢の異常

【調整】
L1、L4、L5
L5は、一側もみること。L5があればL2もみて「打撲(古い大怪我)」があれば打ち身抜きの調整をすること
→冬は、「打撲」が出やすい。「打撲」は非常に少ない(100人に1人くらい)が、「打撲」により下痢や腹膜炎などの胃腸障害や蓄膿を引き起こしている場合もある。
「一番寒い、最も症状のひどい日にいらっしゃい(その日に一発で調整します)」by野口晴哉
何回もするのではなく、1発で変えてゆくようなイメージを持つと良い
打ち身抜きの後は、24時間は風呂に入らない・過敏が出ることがある旨を前もって説明しておくこと

【施術】
a,観察 → b,施術 → c,観察

a,観察
Th8、L1、L4、L5

b,施術
まず状態を見て、左の骨盤を締める、もしくは左を締めて右を上げる
その上で

①足首
位置が高すぎる場合が多いので、なるべく低く構えること

②膝窩(真ん中:生殖器、下:消化器、内:泌尿器)

③内股(大腿内側)

④鼠径部(L1内←→L5外)

⑤側腹

⑥仙腸関節(S4-3)精気付け、もしくは母指で押圧

⑦打ち身抜き(「打撲」がある場合のみ)

c,再び観察

 

2024年02月6日

皆さん、こんにちは。
桜整体スクールの高瀬です。

 

今日のテーマは、
「声なき声を聴く」
ということでお話してゆきます。

一般的には
整骨院・整体院 = お身体の痛みを取るところ
というイメージではないでしょうか。

なので、患者さん(お客さん)は、
「〇〇が痛くて」
というように訴えられる方がほとんどだと思いますが、
それだけを鵜吞みにしてはいけない!
→言っていないけど、実は解消したいこと・他のお悩みがある!
って話です。

皆さんは、こんな経験ないですか。
患者さんの痛みは取れたのに、満足(感謝)してくれている印象がない
そのうち来院もされなくなくなった
痛みは取れても喜んでもらえないのは、なぜ?
みたいな

私達施術者は、
「患者さんが話していることが悩みのすべてではない」
ということを知ることが第一歩です。

先月も有難い口コミをいただきました。
①「朝の目覚めが良くなった」
②「眠れなかった私も今では爆睡しています」
など
もちろん普通に体の痛みを訴えて来院された方々です。

①主訴は、肩こりで来院されて2回目の来院で
「月曜の目覚めがすごく良くて、仕事も集中できました!」
→左骨盤を締めています

②主訴は、右目の奥の痛みで来院されて5回目で
「今までは、目覚ましをかけなくても勝手に目を覚ましてしまっていました(本当はもっとゆっくり寝ていたい)。最近は、目覚ましをかけなくて休日の時は目が覚めなくなり、寝ることで疲れが取れるようになりました。」
→右の後頭骨を上げています

では、どうやったらできるようになるのか!?

・骨盤・後頭骨と自律神経の関係を少し勉強する
・手で触って分かる(施術者・患者さん共に手応えを感じる)
・目で見て分かる

【交感神経の機能が下がっている状態】
やる気と集中力の低下を起こす
症状:朝起きれなくて、日中にだるく(しんどく)なって、眠くなりやすい
見た目:身体は丸く(ふくよか)、骨盤の幅が広い

【副交感神経の機能が下がっている状態】
眠りが浅い、免疫力の低下
症状:不眠(目つきが悪い、夜間覚醒)、リラックスできない
見た目:身体は角ばっている(細い)、骨盤の幅が狭い
もちろん、完全に二つに はっきりと分かれる訳ではなく混在していることも多いです

可能であれば、このYouTubeの冒頭のお話(冒頭の10分程です)を何回も聞いてください!
Q,「身体を根本的に調整する」とは?
A,整体で「自力で治せる身体」を作ること!
https://youtu.be/BIMThrB6Fow

上記のことを理解した上で、いろいろな方をみてゆくと、
「この人は、左の骨盤が開いて、お身体が重くなる・しんどくなるタイプだな」
「この方は過労寝不足で、右腰が下がって自分で回復できない状態になりやすいな」
などと、患者さんから言われなくても気付けるようになります。

その方のお悩みを話してくれなくても、施術者が先に分かっていてあげたら良くないですか!?
また、ご質問や不明なことは、YouTubeのコメント欄や公式LINEからどうぞ。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

ぎっくり腰の施術

2024年01月9日

皆さん、こんにちは。
今年も一年、整体を通じて「感動を伝える」ということをコンセプトに、 毎日、楽しく整体をしてゆきたいと思っています。
 
今年も一年間、元気でがんばってゆきましょう。
今日は、初診でぎっくり腰の患者様が来られました。
施術後は、
「前にかがめるようになった」
とか
「立っている感じが全然違う(良い)」
と、とても喜んでいただきました。
 
治療者の皆さんは、ぎっくり腰の施術は得意ですか?
施術者歴の浅い方は、ついつい痛みを訴えている腰を揉んでしまう傾向がありますよね。
整体では、観察 → 施術 → 観察の手順を追って、 腰はあくまで「最初と最後の観察」のために触る感覚です。
腰をゴリゴリと揉むことなく、痛みの軽減・改善ができるようになれば、上手に遠隔的に整体できています。
 
今日の患者さんの場合は、右の頸椎2番の一側(消化器・質の食べ過ぎ)、右委中穴(右膝窩の内下辺りの硬直)、右ふくらはぎが硬くなり、動きが悪くなっていました。 触っているだけなのですが、とても痛かったみたいで、バタバタと悶えておられました(笑)
異常箇所への輸気は、ひびき・痛みを感じます。腰の施術ですが、患部でないところでも多々こういう異常感を感じますので、これらに適切に手当してゆくと、腰を揉むことなく、腰の痛みを軽減・改善させることができるようになります。
経験を積まれると、こういう感覚が分かってきます。 痛みを訴えられている方はお身体に異常感(ひびくツボ)が多々ありますので、触ってそれを感じられる手であることが大切ですね。
 
↓ぎっくり腰施術の詳細は、「ぎっくり腰(腰痛)の整体」のYouTubeをご覧ください。↓
分からないことや質問などあれば、「YouTubeのコメント欄」や「桜鍼灸整骨院木川東の公式LINE」からご質問くださいね。
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