めまいの原因と対処
2021年06月20日
【めまいの原因】
当院には、めまいの方が多く来院されます。
めまいは、肩こりの延長です。
と聞くと驚かれる方もいるかもしれません。
来院される方のほとんどが肩こりを自覚症状として持っています。
めまいを肩こりと言ってしまうとかなり大雑把な表現になるので、もう少し厳密にいうと
”めまいは、首の異常で頸椎の6番(首の下部)がゆがむ“
ことで起こります。
頸椎6番という椎骨は、腕の疲労に大きく影響されます。
保育士さん(だっこをする)などよく腕を使う職業の方にめまいが多いのはこのためです。
頸椎は、目(頸椎2番)、鼻(頸椎3番)、口、顎(頸椎4番)、耳(頸椎6番)と関係しており、肩こり首こりをこじらすことで、頭痛、目の奥が痛い、アレルギー性鼻炎、顎関節症、歯が浮く、めまい、耳鳴り、突発性難聴、耳閉感、動悸、胸の痛み、息がしにくいなどの症状が出ます。
頸椎のゆがんだ場所によって、人によっては頭痛、人によっては耳鳴り、人によってはめまいになるということです。
【めまいの対処】
整体を受けられるのが良いと思います。
触ってみると左か右の頸椎の6番2側(6番の高さの左右の筋肉が盛り上がっている部分)が後ろに飛び出しているように感じることが多いので、当院の整体では頸椎6番のズレを整えます。
私達の行う二宮整体は、頸椎6番のズレを調整する場合には「下肢を触った骨盤調整」と「上肢の調整」を行います。
整体は、患部を観察した上で遠隔的に調整します。
めまいの対処は簡単に言うと
”骨盤のゆがみを整えて、腕の疲労を取りることで頚椎6番を調整することです。“
以下を参考にしてください。
一人でできる ~めまいに良いセルフ整体~
人に施術をする場合のやり方 ~腕の疲労を取る~
【まとめ】
頸椎6番のゆがみでめまいが起こるので、首肩が凝らないように気を付ける
めまいを予防するために日頃から、腕の疲労を残さないようにすること
このようなことを心がけていただくと良いです。