桜整体スクール動画学習コース Vol.5整体ノート 5-1「役に立つ治療者になるために Part1.治療の流れ」

2023年11月23日

少し宣伝をさせていただきます。

 

桜整体スクールでは、初心者の方でも一から整体を学べるように

・個別技術指導(実際に触って学ぶ)

・動画学習コース(オンラインで学ぶ)

を設けております。

詳しくは、こちらの「桜整体スクールのホームページ」をどうぞ。

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以下の内容は、桜整体スクールの動画学習コースVol.5「整体ノート」1~15の一番最初の部分です。(Vol.1~4は動画、Vol.5は文章になります)

 

 

 

5-1「役に立つ治療者になるために Part1.治療の流れ」

1、「治療の流れ」編

2、「初診、再診の方の問診」編

3、「予約の取り方」編

 

大きいテーマなので、回数を分けて書いていきます。

今回は、1、「治療の流れ」編

選ばれる治療者、選ばれる治療院になるにはどうしたら良いのか?

他の治療院と同じようなレベルの治療ではいけない訳です。

患者さんに「〇〇先生にお願いしたい!」と言っていただくために必要な
ことをまとめてみました。

 

 

まずやってはいけないことを2つ

・いきなり何の説明もなくマッサージなどの施術をはじめる

・世間話に終始して、もしくは無言で施術して「終わりました。お
つかれさまです。」と声をかけて終わり

二宮整体に携わる方であれば、何がまずいのかは、おそらく分かっ
ておられると思います。

患者様の状態の把握→患者様に状態を説明しこれからどのようなこ
とをするのかを説明する→再び観察し、患者様に変化があったかど
うかを一緒に確認する

施術を受けに来ている方に対して、この工程は必ず必要です。

 

 

正しい治療の流れ

1.患者様のお話をよく聞く

(ニーズの把握、今日どうしてもらいたくて、何を治してもらいた
くて治療に来たのか?)→自分でイメージできない部分があれば、

聞き直してもかまいません。

患者さんの今日のゴールをきちんと把握できれば次の工程へ進みましょう。

 

2.観察する

時間は3〜5分くらいまでで終わるようにしましょう。適切に観察し
ます。

※観察が終わったらそのまま治療に入るのではなく、自分の触った
感じを患者様に説明してあげてください。

例、ぎっくり腰が主訴の方

左の骨盤が開いて、腰椎4番(5つあるうちの下から2つ目の骨と説
明、4番って言われても患者さんは分かりません)の左が悪くなっ
ています。

腰椎4番に関連する左の薬指と3と4の指の間の足背に触られたときに強い痛みやひびく感じがあったと思います。そこがぎっくり腰を治すための大切なポイントになります。左の下肢を調整することで、左の骨盤が閉まり腰の痛みも軽減すると思いますので、そこから施術していきます。

 

 

3.整体をする

これは、

動画学習コースVol.5-2「役に立つ治療者になるために Part2. 問診編」

で、説明します。

 

4.再び観察する、日常生活の指導も行う

異常箇所や触ると痛い、ひびいた感じのあった部分は解消されまし
たか?

ぎっくり腰や肩関節周囲炎(俗にいう四十肩、五十肩)のように動
きにより痛む場合は、動作痛が改善したか?可動域が改善したか?
も確認しましょう。

異常箇所が解消されて、ツボの痛みやひびきが軽減した。→実際の
痛みも解消していることが多い。

異常箇所の反応は相変わらずあって、ツボの痛みやひびきも軽減し
なかった。→実際の痛みも変わりないことが多い。

※触った手応えで、この施術はうまくいった!とかこの施術はうま
くいかなかった。とか分かるようになることがまずファーストステ

ップです。「うまくいった!」のが続くようにどんどん腕を磨いて
ゆきましょう。

観察して動きを確認した後に、日常生活のアドバイスも入れてあげ
ると良いです。

例、ぎっくり腰になって左の腰椎4番が悪くなっていたのですが、
触った感じも異常感がなくなり良くなりました。

触った感じも痛みがひいていたのが分かったと思います。

また先ほどまでは前屈みができなかったのが、きちんとできるようになっているのでうまく改善されたと思います。

今回は少しカロリーの高いものを食べ過ぎていて(頸椎2番右1側)
骨盤が開いてしまっていたようにお見受けしますので、食べ過ぎに
少し注意していただけると今後の経過もよく、再発も予防できるの
でよいと思います。

「初心者なので、細かいところまでは分からない!」という方もお
られると思いますので、簡単な説明を一つご紹介します。

「今日は、右の上半身と左の下半身に偏った疲労やきの流れが悪い
部分がありましたので、それを調整しておきました。また頭痛(腰
痛、肩こり)が良くなったら良いですね。次回に経過を聞かせてください。」

これくらいでも何も言わないよりは、ずっと良い印象をもたれます。

自分ができることから気がけてください。

 

「患者様は、自分の身体のことが知りたい。」ということを分かる
こと

例えば肩こりの方への説明を例に出しましょう。

「肩こりというのは、僧帽筋という筋肉が硬くなることで起こります。」という説明
では合格点は取れません。

インターネットで調べたら誰でも分かるからです。「あなたの場合は、今回は右肩が前に捻れていましたので、良い位置に戻るように調整しました。

右をしたに横向きに寝ていませんか?今後は右腕を使い過ぎを見直していただいたり、寝方も気を付けて(右を下にして寝ると肩が捻じれるので右を下にして寝ない)もらえると良いと思います。」

このように、患者様は「あなたの場合は、こうです。」とか「あなたの場合はこうなっていました。」というお話を聞きたいのです。

この辺りも意識してもらえると患者様が喜ばれるので、治療の効きもうんと良くなりますよ。

 

 

5.予約を取る

次回来たらよい日をお伝えする。

整体では、「治療者が実、患者様は虚」ですので、基本的に治療者が引っ張ってゆく立場にあります。

「また痛くなったら来てください。」のように人任せではなくき
ちんと見立てて、その方にいつ来てもらいたいのかをご提示しまし
ょう。

これは、動画学習コースVol.1-3「役に立つ治療者になるために ~予約編~」(動画)で詳しく話をします。

今回は、治療の流れを説明してみました。

また治療の参考にしてもらえたら、うれしいです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

【動画学習コースを購入されている方】

何回も文章や動画を観て落とし込んでください。観て終わりではなく、学んだことを実践してみることで自分のものになってゆきます。

【動画学習コースを未購入の方】

ご興味が湧いた方は、是非一緒に学んでゆきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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