痛みや病気が起こる原因とは!?
2026年01月3日
こんにちは。
今日は、令和8年1月3日(土)です。
令和8年も宜しくお願いします。
今日は、
痛みや病気が起こる原因について
具体的な例を用いてお話をしたいと思います。
年末12月29日(月)仕事納めの日に、紹介で来られた患者さん(30歳、女性)がいました。
強直性脊椎炎という難病を持っておられました。
私も強直性脊椎炎の方を施術するのは初めてでしたので、施術に当たる前に少し調べました。
強直性脊椎炎について、以下簡単に説明します。
腰や背骨(脊椎)、骨盤の関節(仙腸関節)や筋肉・腱が付着する部分(腱付着部)に炎症が起こり、進行すると骨同士がくっついて(強直して)動かしにくくなる病気で、自己免疫疾患ある。安静で悪化し、運動で改善する傾向がある。
この方の場合は1年前くらいから強直性脊椎炎を発症して、主訴は腰痛で痛みのためにじっと座っていられないとのことでした。病院では、骨盤の関節は固まってしまい、腰椎も固まりつつあるとのことでした。
この方の場合も安静で悪化して、運動で改善するという傾向がありました。具体的には座りっぱなしで腰が痛くなり、30分と座っていられないようです。逆に歩くのは、2時間でも3時間でも動けると言われていました。
お話を聞いてみると慢性的な睡眠不足でした。仕事が終わるのはだいたい日が変わるくらいで0時か1時頃になり、就寝は3時4時頃、起床は8時(1日4~5時間睡眠)と言われていました。
今のお仕事を始めたのが3年前で、約1年前に強直性脊椎炎を発症しています。
次に、実際にお身体を動かしてもらって、また触ってみてどのような状態なのかを確認しました。
腰の動きは伸展(後ろに反らす)で可動域制限がありましたが、これは大きな制限ではなかったので骨が固まっているのではなく痛みのために可動ができない(反らすことができない)ものと判断しました。
触ってみた印象は、背中から腰までの筋肉(脊柱起立筋)がカチカチに硬まっていました。夜勤明けの看護師さんとかに多くみられる状況です。普通、正常な人はうつ伏せは力を入れる必要がないので、背中から腰までの筋肉は緊張がなく柔らかい状態です。
お身体のおかしかったポイント(俗にいうツボと考えてもらって良いです)は、右後頭骨、右頚椎2番2側(天柱穴)、腹部第二(中脘穴)、右外くるぶし、右5趾でした。押さえてみると大変反応があり、痛がっておられました。
右後頭骨:精神的な緊張、不眠傾向
右頚椎2番2側(天柱穴):目の疲れ、頭の緊張
腹部第二(中脘穴):食欲不振
右外くるぶし:寝不足、過労
右5趾:腰椎5番、腰痛
右後頭骨が下がって右骨盤が下がっていたので、典型的な副交感神経の機能低下(一般的に言う交感神経優位)状態です。頭の緊張が強くて、食欲も低下し、寝ても疲れが取れない状態です。
施術は、整体と鍼をしました。
施術後は、腰の痛みが軽減したことで、伸展制限が改善され、反りやすくなっていました。
私は、初診の方には痛みや病気が起こる6個の原因ということで、いつも説明をしています。
6個の原因とは、
食べ過ぎ、冷え、ストレス、寝不足、過労、運動不足
です。
この方の場合は、寝不足、過労、運動不足が思い当たりました。
寝不足、過労に対して
仕事のペースを考えて、なるべく負担をかけ過ぎないようにすることを勧めました。睡眠時間も含めて仕事のペース(長時間労働による寝不足)を考えるようにと。
「仕事が好きで好きで、仕事のためだったら自分が倒れても良い(本望)と思いますか?」と尋ねるとそんなことはないとおっしゃっていたので、なるべく仕事ばかり優先するのではなくご自身の身体を大切にしてくださいとお伝えしました。
運動不足に対して
適度な運動を心がけてもらうことも良いと思いました。
じっとしていると痛くなるということは、体からの『動いてほしい』というメッセージだと思います。お仕事もデスクワークで長時間座っておられますし、幸いにも動くことで痛みが増強する等の症状はみられませんので、ウォーキング等で体を動かすことが良いかと感じました。
あとこの方は、外国にお住まいの方で頻繁に来院はできませんので、私のしている整体を自分ですることができるセルフ整体を紹介して、気が向いたらしてもらうように伝えました。
右後頭骨が下がって、右骨盤が下がった状態に有効なのは、
眠りを深くするセルフ整体 Part Ⅱ
「右の骨盤をあげるセルフ整体」です。
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免疫学の安保徹先生が
「身体は間違いを起こさない。間違った生き方が病気を作る」
「病気が間違いではない、病気が起こることで間違った生き方を改めることが大切」
というようなことをよく言われていました。
私達施術者も、病気になったことで生き方の間違いに気が付いて、患者さんに健康になっていただけるご指導ができれば幸いです。
「病気を治す」のではなく、「病気で治す(病気になったことで気が付く)」ことが大切なのだと考えています。
長文でしたが、最期までお読みいただき、ありがとうございました。























